フランス世界遺産ハイライト -第6日目(3) オルセー美術館(2)- [旅行/写真]
本日の予定の(1):
(1) オルセー美術館 (開館時間より前に行って並ぶ)
ほとんどルノアール特集となってしまった前編の続きで、後編です。
お目当てのルノアールの作品をたっぷり楽しんだ後は、肩の力もすっかり抜けて(?)
ざっと一通り見学します。

↑ギュスターブ・カイユボット「床に鉋をかける人々」 (1875年作)
続いて、暗い色にも関わらず素朴なタッチが印象的なアンリ・ルソーの作品。
ジャングルっぽい雰囲気なのにルソーはフランスから国外に旅行に行ったことがなく、
植物園の植物などを参考にこの絵を描いたらしい。

↑アンリ・ルソー「蛇使いの女」 (1907年作)
そして、独特の色使いが特徴的なポール・ゴーギャンの作品。
作品名の「アレアレア」はポリネシア語で「娯楽」を意味するらしいです。

↑ポール・ゴーギャン「アレアレア」 (1892年作)
上階の見学を終え、中階の方に降りてきました。

↑時刻は朝の10時15分。快調に見学をこなします。

↑それにしても、このオルセー美術館の時計って立派ですね。
この中階には彫刻類もいくつか展示されています。

↑エミール・アントワーヌ・ブールデル「弓を引くヘラクレス」 (1909年作)
そして、オーギュスト・ロダンの「地獄の門」。
ロダンと言えば「考える人」が有名ですが、よくみると「考える人」がありました!ビックリ!
「考える人」だけで単品の作品かと思っていたら、この「地獄の門」を構成する一部だった
のですね。

↑ロダンの「地獄の門」(1880年~) 真ん中の上部に注目。

↑アップして見てみると、確かに「考える人」だ…
それから、ジャン・バティスト・カルポーの「ダンス」。

↑カルポーの「ダンス」 (1863年~69年作)
これはパリのオペラ座を設計したガルニエが、オペラ座のファサード用に依頼した
作品の一つで、公害による石材の損傷がひどくなったことから1964年にこの
美術館に移管された、という経緯があります。
中階でこの作品を見て上の写真を撮ったのですが、地上階に下りたらまったく
同じ構図の「ダンス」をなぜか発見(下の写真)。
石材の損傷具合から勝手に想像するに、この地上階の「ダンス」がオペラ座の
ファサードに実際に付いていた彫刻かな?
(ということは中階で見た比較的きれいな彫刻は何だったのだろう???)

↑地上階にも同じ「ダンス」があったのですが…
おっと小休止。
中階にレストラン・喫茶室があります。なかなかお洒落な場所で素敵です。

で、地上階に下りて再び作品を楽しみます。

↑このような風景画も結構好きです。

↑これはモネの作品。
そして次はマネの作品。
当時は「水浴」というタイトルでサロンに出品され落選したという、この「草上の昼食」、
よく見ると男の人は着衣なのに女の人は裸婦…
この絵でマネが表現したかったこと、勉強不足の私の理解をはるかに超えております…

↑エドゥアール・マネ「草上の昼食」 (1863年作)

↑大きさがまったく異なるキャンバスを並べて出来ている作品。珍しいですね。
ちなみにマネの有名な作品である「笛を吹く少年」や「すみれのブーケをつけた
ベルト・モリゾ」といった作品は当日観ることができませんでした。
(というか、散々探したんですけれど、なかったです)
さらに進むと、2日前に訪れたばかりのエトルタの海岸をモチーフにした作品も
ちゃんとありました。この海岸がエトルタだ、ってわかるのはエトルタに行った
ことのある人だな、と思うとちょっとうれしかったです。

↑モネの描いたエトルタ海岸の作品。
そして、このツアーの2日目に生家を訪れたミレーの作品「落穂拾い」もバッチリ。

人もだんだん混んできました。
絵葉書などのおみやげを買って、美術館の外に出ます。
外に出てみると美術館の入口では、入館を待つすごい行列が出来ていました。
早く行動して正解でした。

↑ここに写っているのはチケットを持っていない人が並んでいる行列。

↑入口付近には象やサイなどの彫刻があります。
これでオルセー美術館の見学を終了!満足でした。
続きは次回。









こんにちは。
私も去年の6月にパリに行ってきましたがオルセーが一番良かったですね。確かにルーブルの方が規模は大きいですが内容的にオルセーの方が充実していたような気が…単に日本人が印象派を好きなだけかも。
社会や美術の教科書で散々見た絵が何の障害物もなく普通に目の前にかけられているのを見ると足が震えてきます。
私が行ったときは館内でイーゼルを立てて堂々と模写をしている方を何人か見かけましたが今でもいるのでしょうか。日本じゃ考えられないですよ。
by コトロ (2007-08-29 01:54)
「草の上の昼食」、男の人に脱ぐのを拒否されたのかも♪
by Inatimy (2007-08-29 06:07)
すごい!!
さすがオリセーですね。
絵画以上に彫刻は実物を見るとすばらしさは違うでしょうね~
by kikuzou (2007-08-29 06:47)
かなり短い時間で見学してきたんですね^^
私はオルセーに行くとカフェでお昼も食べて、ボーッと絵を眺めてます。
by miffy (2007-08-29 11:28)
ますます、ゆっくりとパリを訪れてこういう堪能をしてみたくなりました。
いいですね~~♪
by rinochi (2007-08-29 12:08)
アサイチの見学は大正解ですね。
お写真をたくさん掲載していただき、とても楽しませて
いただきました。
やっぱり、パリはいいですね~
by noie (2007-08-29 20:25)
昔「草上の昼食」を見ていて,何の違和感も感じなかった自分を
発見したとき,自分自身の鈍さを痛感しました^^;
実際目にしたら,かなりギョッとするだろうと思いますのにね。
美術館には朝早く行くのが本当に正解ですよね^^
by み〜ちゃん (2007-08-29 20:38)
>コトロさん
私もはじめてオルセー美術館で名画を目にした時、その無防備さ(何の障害物もなく目の前にかかっている)に驚きました。
日本では考えられない光景ですよね。
>Inatimyさん
どうして女性だけが???と何回観てもやっぱり「?」です。
>kikuzouさん
彫刻も迫力ありますよ。彫刻も手ごろなものが多く(大きすぎず、小さすぎず)見ていて楽しいです。
>miffyさん
そうですね。ほとんどルノアールを見に行ったような感じです。
でも、その後の予定がなければ一日ずっといたい気持ちになる美術館ですね!
>rinoさん
個人的にはルーブル美術館よりも好きです。ぜひオルセー美術館にも足を運んでみてくださいね。
>noieさん
朝一番の見学は、正解でした。
が、この技は一日にどこか一箇所しかできないところが辛いです…
この日、オルセー美術館の見学を終えた後の見学場所では結局たくさん並びましたので。
>み~ちゃん
作品そのものの美しさで、作品を目の前にしているとあまり気にならないのですが、こうして写真を整理していると気になってきてしまいました。
朝一番のオルセーは個人的には大正解でした。
by polo (2007-08-30 01:56)
こんばんは。
象の置物を集めているせいか、入口の象に再会した時なんだか妙に懐かしい思いがしたのですが、中も勿論よいですね。良い作品の宝庫のような美術館だと思うのですが、やはり「笛を吹く少年」が見つからなかったのが心残りです。。
by うつぼ (2007-09-02 21:36)
>うつぼさん
象の置物を集められているとのこと、インドに行った時にかわいいのをいくつか買ったことを思い出しました。
by polo (2007-09-04 03:37)